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現在タナカでは自主回収が終了し以降の対応は
所持者本人による最寄の警察への持ち込みを呼びかけている。
http://www.tanaka-works.com/casiopea-081125.html
<<カシオペア製品 自主回収終了の件>>
10月より実施しておりましたカシオペア製品(下記に記した特徴をご確認ください)の自主回収につきましては、警視庁から流通への通達により、弊社での自主回収は出来なくなりましたので、お手数ですが最寄りの警察署へお持ち下さい。
なお、警察より製品と引き換えに「受け取り書」が発行されますので、弊社までお送り下さればご精算させて頂きます。
ご精算の方法は以下の2通りよりご選択ください。
① 今回の商品の代替品を下記商品リストの中から一商品お選び頂く。
商品リストはこちら
② お買い上げ時の商品代金をご指定の口座に振り込みをさせて頂く。
「受け取り書」 送付方法
受け取り書と共に、お客様のご住所、お名前、電話番号 と 以下の精算方法①もしくは②を記載の
上、郵送またはFAXにてお知らせ下さい。
精算方法①をご選択される場合
・こちらの商品リストより1商品をご選択頂きお知らせ下さい。
精算方法②をご選択される場合
・振込先銀行名・支店名
・振込先口座 名義人
・普通口座・当座口座の種別
・口座番号
以上をお知らせ下さい。
※ご返金額はメーカー小売価格を上限とさせて頂きます。
郵送の場合
〒114-0003 東京都北区豊島8-15-11 ミツウロコ王子マンション1F
株式会社 タナカ
FAXの場合
FAX:03-3919-1800
※お知らせ頂きました個人情報につきましては今回の精算以外には使用いたしません
今回取上げるのはタナカでは無く警察の対応の方だ!
まずは上の画像の記事
読売新聞2008年11月9日の記事を読んでみて欲しい。
念の為文章に起こす。
新型エアガン「殺傷能力」
警視庁、出荷前800丁押収
今年七月に東京都内の遊戯銃製造会社が発売した新しいタイプのエアガンが、本物の拳銃と同じ殺傷能力を持つことが警視庁の調べで分かった。
同庁は会社を銃刀法違反容疑で捜索、約800丁を押収しており、刑事責任追及に向け、社長らから事情を聞いている。
約1000丁が流通しており、警察当局は近く回収に乗り出す方針。
改造されていないエアガンに殺傷能力が認定されるのは異例。
問題の回転式拳銃型エアガンは「カシオペアタイプ」と呼ばれ、北区の「タナカ」が製造販売している。
同社の説明では、従来のエアガンは、本体にガスを注入するが、このエアガンは薬きょうにガスを注入し、その圧力でプラスチック弾を発射する特別な仕組み。
発売直後からインターネット上で「薬きょうの中に、ガスの代わりに火薬を詰めれば殺傷能力がでる」などと書き込まれていた。
警視庁は10月7日、強制捜査に着手。
鑑定の結果、このエアガンは、強度を上げた薬きょうのかに、ガスの代わりに火薬を詰めると、金属弾を連続して発射することが可能になり、本物の銃と同様の殺傷能力がある事が証明されたという。
同社は捜索後、出荷を停止し、在庫の回収を始めている。
改造銃や改造エアガンは実際に事件で使用されるなどしたことをきっかけに摘発されるケースがが多く、発売直後に、まだ改造例などがないうちに摘発するのは珍しい。
少し専門的な話になるが今回のカシオペアの方式だが
発射機構は薬きょうの前の部分(本物の弾丸で言うところの火薬部分)を
叩いてガスを開放して発射する機構なのである。
そして実銃の発射機構は薬きょうの後ろの部分を叩いて発射する。
つまりカシオペアは普通に考えればどうやっても火薬を詰めて発射など出来ない構造なのである。
にも関らず警察はガスの変わりに火薬を詰めて金属弾を連続して発射する事が出来ると言い張っている。
と、言う事は警察が実際にカシオペアを改造し、強度を上げた薬きょうをわざわざ用意して実際に火薬を詰めて
金属弾を連続して発射したと言う事になる。
お気づきの方も居るかも知れないが、この時点で警察が銃刀法違反を犯している。
検証する為の実験とは言え警察が法を犯すのは許されるのだろうか?
それにカシオペアのフレームはプラ若しくはABS樹脂製だと思われるが
薬きょうの強度だけを上げても連続発射には耐えられない上に前述の通り
発射機構そのものが違うので当然フレームの改造も行ったと見る方が自然である。
実弾と変わらぬ薬きょうと火薬を用意し、発射機構の改造、フレームの改造、
素人どころか玄人にすら無理な改造を施した上で警察は実銃と変わらぬ殺傷能力を持つと
発表したのである。
警察のやり方だと現存する全てのリボルバーに対しても同様の結果になると言い張る事が出来る。
余りにも無茶苦茶過ぎる。
何故、警察はこの様な銃刀法違反を自ら犯してまでトイガン業界潰しと思える暴挙を行うのだろうか?
これは私の個人的な推論だが、新たな利権と天下り先確保の為ではないだろうかと思う。
警察関係者による業界の監視などと名目をつけ警察関係者の天下りと業界への警察の認定シールなどの
利権確保案を受け入れれば締め付けを緩めてやろうと持ちかけるつもりではないかと予測する。
業界の衰退とユーザーの絶対数減少、マスコミによるバッシング報道そこに警察の圧力。
条件が揃いすぎている気がするのは私だけだろうか?
警察としてもパチンコ業界の衰退で収益は減少しているだろうし癒着は既に知れ渡っているので
新たな天下り先と資金源が欲しいはず。
今回の件はその足掛かりに過ぎないと私は予想する。
タナカはその生贄にされたのだろう。
読売のこの記事はネット版には掲載されていなかった様なので
その辺りも作為的なものを感じるが残念ながら証拠は無い。
警察の悪どいやり方に私は非常に腹立たしく思う。
尚、タナカの商品を持っていて内部構造に熟知している訳ではないので
説明の記述に間違いがあればコメント欄にてご指摘戴ければ幸いに思います。
リボルバーの構造上、バレルとシリンダー内に存在するギャップは実銃でもあるくらい緩いものなので、シリンダーにドリルで穴を調節してカートリッジをこめさえすれば、あとは、適当な撃鉄をみつければ撃てるので、カシオペアをベースに実銃を作ることは不可能ではないと思います。
ただ、それは加工は水道管で銃を作るようなレベルの話です。銃としての性能を備えているかも怪しいものです。命中精度は期待できないは暴発が怖くてとてもトリガーは引けないけれど、弾はきっとでるはずですという意味で。
それでも、一応、実銃といえる仕上がりになったのは、カートリッジの強度をあげるという邪道中の邪道を使ったことです。
そんなカートリッジがあればほとんどどんなものからでも発射できます。エアガン業界は実包弾がこめられる可能性も考えて、強度を落とすことに苦心しているのをあざ笑うようなやり方といわざるをえないと思います。
銃というものを殺傷能力のある実銃としてとらえたとしたら、筒のようなものです。本当は肝の部分となるのはカートリッジの方で、カートリッジを作る方が弾が発射できる銃を作るよりはるかに難しい技術を要します。
今回の実験は銃の本質的な部分をよそからもってきて、それをうまくすれば乗せられるでしょう、なら、それも銃ということにしていいでしょ、というような無茶といえるくらいの拡大解釈をしての逮捕です。
タナカは誠実な物づくりをして、ちゃんと法令を遵守している優良会社です。タナカのようなコンセプトは特に銃刀法の枠組みと文字通り葛藤しながら、製品を作っているといえるのに、そうした努力を踏みにじる今回の違法行為は許し難いものがあると感じます。
すいません、長々と。メアドも入れたかったのですが、管理者のみ閲覧可のようにできるのかわからないので、一応、控えさせて頂きます。
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